ランドスケープ京都庭アトリエひとりごと
京都 平安神宮の花見
平安神宮を取り巻くように
神域の外側の西、北、東を
神苑という庭が囲む
七代目小川治兵衛の代表的な庭であるとともに
今では京都の有数の桜の名所である
4月7日の日曜日までは毎年恒例の紅枝垂れコンサートが行われた
下の写真
回廊の向こうに神苑の桜が見える
西神苑は圧倒的な密度で紅枝垂れを中心に桜が植えられている
ソメイヨシノより紅色が強く あでやかなピンクは
京都にふさわしい色と感じています
北にある 西神苑と中神苑を結ぶ散策路
琵琶湖疎水から引かれたせせらぎをが心地よく響き
木漏れ日は優しく人間を包み込んでくれます
中神苑の池
池の中でシラサギが獲物を狙う
最後に現れる東神苑
檜皮葺の日本建築尚美堂をデザインの要とし
その周辺を池で囲み周辺には桜を植える
素晴らしいランドスケープデザインであります
もう一つの要として泰平閣という橋の存在があります
中央遠方に泰平閣
泰平閣から池と尚美堂を見る