東京現代建築アトリエひとりごと
東京都庭園美術館 旧朝香宮邸の訪問
先日久しぶりに東京へ行き
二つの展示会と庭園美術館を訪問
庭園美術館は30年以上前の開館時以来
2度目の訪問です
今回改めてこの建築が
世界でも一級のアール・デコ建築として
優れているかを再認識しました
1925年パリで開催された
現代装飾美術・産業美術国際博覧会(通称アールデコ博)をご覧になった
朝香宮夫妻がそのデザインを気に入り
その設計をフランスのデザイナーに依頼した
そしてそのデザイナーのもとで
ガラス工芸家で有名なルネ・ラリックなど著名デザイナーが参加した
玄関正面のガラスレリーフ
大客室のシャンデリア
大食堂の照明器具などはルネ・ラリックの作である
1931年に着工し1933年以竣工した
玄関のルネ・ラリックのガラスレリーフが客を迎える
玄関を抜けると大広間
大客室
シャンデリアはルネ・ラリックのデザイン
大客室の扉
デザインや素材感が
当時の「新時代」を感じさせ
ワクワクする素敵なデザインですね
大食堂
才本設計アトリエ のブログ 建築設計事務所 主宰 一級建築士 才本 清継
私どもは建築設計事務所として住宅をはじめとして診療所、共同住宅、オフィス日本全国で設計監理活動を行っています
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