街並み街歩き日本建築アトリエひとりごと
関宿 関まちなみ資料館
関まちなみ資料館は
江戸時代の末期に建築された町家建築である
ご覧の通り外壁はすべて木
建築後約150年ほど経過しているが
傷んだ部分を根気よく修理しながら
大切に後世に引き継がれたもので
現代でも見習うべき精神だと思う
中に入ると通り土間が奥まで貫通している
奥に見える広い土間は調理場であろう
吹き抜けになっており
上部から入った南の光が漆喰に反射し
一帯をやさしい光で包んでいる
こちらは表の街道側の光(北向き)
街道と隔てる格子があるが
中からはこんなふうによく見える
しかし外からは中をうかがい知ることはできない
2階に上がる箱階段
しっかりと頑丈にしかも無駄なく
美しくデザインされています