滋賀日本建築庭アトリエひとりごと
坂本の盛安寺 あれこれ
もともとは客殿の前にある庭(県指定)を
見るためにこの寺に立ち寄る
客殿(国指定重文)は
江戸時代前期慶安年間(1648~51年)に
桃山城の遺材を賜り建立し
西教寺の客殿との共通したデザインもあるとのこと
下写真 右手が客殿 左手が庭
下が庭園である
植栽のボリュームや刈込方はこれでよいのであろうか
樹木は常に成長し形を変える
それらを常に全体のバランスを考えて
美しい状態を維持する必要がある
しかしそれは言葉で言うほど簡単ではない
石それぞれの形や配石はいいのではなか
チラシ表紙の十一面観音
平安時代の作で重文
ヒノキの一木造りという
琵琶湖周辺の隠れ里にある
素朴で美しい仏像の一つといえます