日本建築ランドスケープ京都庭アトリエひとりごと未分類
下写真の楼門は寛永期(府指定)
木々に囲まれひっそりと建っている
そして階段の上にある金堂を見る
左手前に五大堂その向こうに毘沙門堂を見下ろす
この階段が急勾配で上る意欲をなくすほどだ
秋の紅葉は美しくめぐることは楽しい
京都神護寺 高雄山中に自然と調和する建築群
高雄は高尾とも書くことがある
栂の尾を槇の尾を総称して三尾(さんび)と呼ばれ
特に紅葉が美しい観光名所である
国宝の高雄観楓図屏風は
狩野派二代目の狩野元信の子の狩野秀頼の
作といわれている
その時代の16世紀前半から中盤頃には
高雄は紅葉の名所であったことがわかる
寺の由緒は平安時代が起源で
最澄や空海がかかわり密教寺院となった
最澄や空海はこの自然の中が
仏道の修行の場としてふさわしいと
感じてのことでなかろうか
清滝川のせせらぎの音を聞きながら
きつい階段を上がっていくと二天門が現れる
神護寺は平安時代の火災で多くの堂宇を焼失
その後平安末期には復興をとげるが
応仁の乱で兵火を受け再び焼失
現在はその後江戸期寛永年間に
復興されたものが中心である
ただひとつ大師堂は桃山期に建立され
重要文化財に指定されている
下写真の楼門は寛永期(府指定)
楼門をくぐると最初の土地レベルに
広場的な境内が現れ空もたっぷり望める
スペースとなっている
正面右手は今くぐってきた楼門
さらに進むと現れるの重文の大師堂
木々に囲まれひっそりと建っている
(下写真)大師堂から右に折れると現れる風景
手前右は毘沙門堂
その向こうにある五大堂でともに府文化財
そして階段の上にある金堂を見る

下写真
金堂まで上がって振り返って見下ろす
左手前に五大堂その向こうに毘沙門堂を見下ろす
下りの階段を含めて撮影した
この階段が急勾配で上る意欲をなくすほどだ 