先日の奈良訪問で春日大社のフジをみて

ささやきの小径を抜け 

高畑の志賀直哉旧居を見て

新薬師寺に到着した

 

新薬師寺本堂は奈良末期の建築と考えられています

外観を見ると屋根が低く高さを抑制しているようにも感じます

その理由は?

下に断面図を掲載しましたが内部の化粧屋根裏の天井面と

外部の屋根面とがほぼ一体で隙間がありません

平安時代以降は構造的な工夫で天井と屋根を分離し

それぞれ自由にデザインできるようにします

屋根は天井と関係なくもっと急勾配にして

建築を大きく見せます

 

 

 

 

新薬師寺付近の築地塀

昔ながらの風情を持っている

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