本堂に向かって左(本堂の西側)に会津八一の歌碑がある

「香薬師を拝して」の二句目の歌で

「ちかづきて あふぎみれどもみほとけの

みそなはすとも あらぬさびしさ」

大意は「香薬師に近づいて仰ぎ見るけれども、

仏さまは自分を見ておられないようでさびしい」

その像はどこにあるんだろうか

 

じつはこの香薬師像

かつては国宝指定されていた白鳳仏で

昭和18年の戦時中に三度目の盗難にあい

それ以降発見されないそうだ

この歌の書は八一氏が昭和6年に門下に与えたもので

その頃この像は確かにこの寺に存在している

再び発見され拝見できる日がくることを祈ります

 

才本設計アトリエ 1級建築士事務所 建築家 才本 清継 庭がある住まいで豊かな暮らし 光、風、緑あふれる住まい 夏涼しく冬暖かい家 地震に強い家 随時無料相談会開催