京都庭アトリエひとりごと
京都 智積院庭園
智積院の庭園は
正面の築山を中国の廬山と見立て
そして池泉を廬山の麓を流れる大河と見立てたといわれる
以前は池と方丈建築(我々が庭を眺めるための建築)の間に
広い平坦な空間があり
廬山、池泉、平野部がセットで
中国の雄大な自然景観の縮景として作庭されたとのこと
現在は平野部がないために
景色に雄大さを欠き
この庭の作庭テーマがぼやけてしまっている