近代建築京都アトリエひとりごと
京都 ヴォーリズの駒井邸のお話 1
京都にあるヴォ―リズ設計の駒井邸のお話です
今は一般に開放され
曜日限定で自由に見学できます
洋館というと壁が多く閉鎖的なイメージを持ちがちですが
ヴォーリズの住宅は開口部が大きく
陽光をいっぱい取り込んでいます
ただ日本建築との違いは
内と外の境には厳然と建具(ガラス)が存在するということです
日本建築ですと障子を引き込むと内と外が一体化します
ただこのヴォーリズの開放性は日本建築に影響され
日本の風土を考えた末の解決だったと想像されます
上の写真は庭に面する東面の外観
下写真は1階の居間からサンルームを見る
外観から想像されるよりずっーと明るく気持ちよい
左面が東に向き
ここからは比叡山が眺望できる
右のサンルームの窓は南を向いている
サンルーム
今から食堂を見る
正面の左にあるガラス扉は出しどころに通じる