滋賀庭アトリエひとりごと
滋賀湖西 旧秀隣寺庭園
旧秀隣寺庭園は琵琶湖西 朽木(くつき)の
ひなびた里にひっそりと残っている
遠方の野山も含めて
この景観は建設当初とほとんど変わってないと思う
滋賀県では京都のような周辺環境の変化が少なく
幸いにして創建当初に近い景観が多く残っている
室町時代1530年に12代将軍足利義晴が
都の乱をさけここに3年ほど滞在した際に将軍のために作庭したとある
後日(2020年3月30日)の加筆ですが
3月29日の大河ドラマ「麒麟が来る」で
13代の義輝も京の争いを避けてここに身を寄せている
平地ながら遠くの山並みまで見通せて
おおらかな空間と山並みを借景とする気持ちよい庭園です
池の中に鶴の石(右手の大木を背に負う石群)と
亀の石が向かい合う構図
鶴島(右手の大きな石組)のわきから亀島の方角を見る
美しい石組です
満開のエゴノキ
才本設計アトリエのブログ
一級建築士 才本 清継 私どもは建築設計事務所として住宅をはじめとして診療所、共同住宅、オフィス日本全国で設計監理活動を行っています ご気軽にお問い合わせください
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