2020/05/07 奈良日本建築ランドスケープ環境・景観庭アトリエひとりごと 大和郡山 慈光院の刈込にも花が咲く 慈光院は江戸時代初期(1663年)に 茶人片桐石州が創建 石州好みの茶室が付設された 書院(国指定重文)とともに その庭園(国指定名勝)が有名です この庭に込めた石州の思いは 眼前に広がる大和平野ののどかな風景と 遠望される三輪山など諸山を見せること 余計な視野を閉ざすための刈込である 葉の色を見ても多種の緑があり いろいろ混植されていることがわかります そして樹木は季節ごとに花を咲かせます この時期はつつじやサツキ 普段は刈込をひと固まりで見ているが 花が咲いて刈込に混じる樹種を知ることができる この大刈込(上の左側、下の中央の刈込)は築山の上に築かれたもの ここでは外の景色を遮断しています Related Posts この記事もよく見られています 2020/04/29 奈良日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと 唐招提寺の瓊花(けいか)の花 2020/05/07 奈良日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと 室生寺のシャクナゲ 2018/06/18 日本建築ランドスケープ京都庭アトリエひとりごと 浄瑠璃寺のランドスケープデザイン 2020/04/28 ランドスケープ環境・景観庭アトリエひとりごと 八つ橋 無量寿寺の燕子花(かきつばた) 前の記事 一覧に戻る 次の記事