日本建築アトリエひとりごと
名古屋城 本丸御殿 上洛殿を見る
名古屋城本丸御殿の最後に完成した上洛殿
上洛殿とは1634年徳川幕府三代将軍家光が
上洛の際増築された御殿
対面所から廊下をすすみ最初に現れる三之間
まずここで金ぴかで緻密に彫り込まれた欄間で驚かされます
まるで日光東照宮のようです
下は手前に一之間とその奥に上段之間
上段は将軍家光が座するところ
欄間は縁起の良い鶴亀のデザイン
やはり権力と財力の誇示を感じてしまします
上段之間
壁の絵や襖絵は全面金箔貼りではなく
墨絵を主体とし雲状に部分的に金を挿入する