滋賀日本建築アトリエひとりごと
天然図画亭の茶室
今回は天然図画亭の茶室を紹介します
藤村庸軒が1600年代の末頃につくった といわれる
庭園は国指定名勝であるが
この建築は県指定の重要文化財である
手前座と客座を分ける仕切りが
ユニークで美しいプロポーションで構成されています
中央の一本の自然の丸太と
上部の荒目の縦格子
そして床に接して5寸ほどの高さの目隠板などが
非常によく考えられていると思います
隠すべきところ
見通しを効かせるところ
そして窮屈な空間にならないような配慮
等を感じます