ランドスケープ環境・景観庭アトリエひとりごと
鶴舞公園の公園計画を読む
今日の重森先生の庭園講座は
現地講座で鶴舞公園へ
鶴舞公園が庭園講座のテーマとなるとは意外でした
そもそも明治43年(1910年)
「第10回関西府県連合共進会」の会場としてここが整備された
全体計画は林学の本多静六氏と建築の鈴木禎次氏
今日はじめて気づいたことであるが
JR鶴舞駅の脇から一歩中に入ると
ヒマラヤスギの大木の並木が左右対称に一直線状にならび
その奥に噴水塔を配している
シンメトリカルな配置としている
これは本多静六氏が欧米風の様式を取り入れたという
上写真は駅側から噴水塔を見る
西から塔を見ることになる
しかし噴水塔の正面は西ではなく
あくまでも南側(下写真)にこだわっている
南から見ても公会堂とともにシンメトリーを構成する