2020/12/09 奈良日本建築庭アトリエひとりごと 平城京 左京三条二坊宮跡庭園 平城京の左京三条二坊宮跡庭園は 約1300年の永い眠りから日の目を見た庭です 造られたのは奈良時代中期(750年ころ)とされ 比較的最近(1975年)の発掘調査で発見された たまたま郵便局を建設するため掘ったところ 遺跡が出土し奇跡的に残すことができたもの 今は庭を眺める建物も復元され 当時建物から庭をどう見ていたかが知れる貴重な例であります 蔀殿の上蔀を上げているが 下蔀が外していないので庭が見えない 室内から立ち居で写真を撮る 奈良時代当時の宮廷の建物と庭の関係を実体験でき 当時の生活のイメージがぐんと近づいてきて 何かワクワクしてきますね 下蔀も外したいところですが それは叶わず さらに近づいてみると 室内と庭の位置関係や高さを実体験することができる 少々距離が遠いようにも感じるが 建物と庭との間に何があったんでしょうか それでも奈良時代の空間感覚の一端を知ることができ 当時の生活に思いを馳せます Related Posts この記事もよく見られています 2020/05/07 奈良日本建築ランドスケープ環境・景観庭アトリエひとりごと 大和郡山 慈光院の刈込にも花が咲く 2020/11/28 奈良日本建築ランドスケープ庭アトリエひとりごと 慈光院 大刈込は驚きの仕掛け 2020/12/03 奈良日本建築庭アトリエひとりごと 慈光院 書院と方丈に囲まれた中庭 隙のない緊張感 2018/05/12 奈良日本建築アトリエひとりごと 奈良 高畑 志賀直哉旧居 前の記事 一覧に戻る 次の記事