2021/01/08 奈良庭アトリエひとりごと 春日大社 重森三鈴の庭 重森三玲氏は奈良春日大社の社務所(現在貴賓館)に二つの庭を残している 「東庭ー三方正面七五三 磐境の庭」1934年(38歳)と 「北庭ー遣水の庭」1937年(41歳) 東福寺方丈庭園1939年(43歳)を5年~3年さかのぼる 最初期の庭であります これは「遣水の庭」 まだ手探り状態の時代でしょうか 稲妻型平面の遣水はご祭神の名からとったデザインとか 立石もなく平面的なデザインです しかも遣水は直線的で素材はコンクリートとのこと 巨匠重森三玲の初期の 創作に臨む真摯な姿勢に 共感を感じます Related Posts この記事もよく見られています 2020/05/07 奈良日本建築ランドスケープ環境・景観庭アトリエひとりごと 大和郡山 慈光院の刈込にも花が咲く 2020/12/03 奈良日本建築庭アトリエひとりごと 慈光院 書院と方丈に囲まれた中庭 隙のない緊張感 2020/12/09 奈良日本建築庭アトリエひとりごと 平城京 左京三条二坊宮跡庭園 2020/12/12 奈良庭アトリエひとりごと 平城京 宮跡庭園では曲水の宴が行われていた 前の記事 一覧に戻る 次の記事