2021/03/16 本の紹介ランドスケープ京都庭アトリエひとりごと 都林泉名勝図会 続編 「都林泉名勝図会」続編 この庭園案内書は11年(1799年)に完成 作者は秋里籬島(あきさとりとう) 籬島は号で籬島軒秋里ともいう 秋里は安永9年(1780年)に出版した「都名所図会」が当たり それ以降「大和名所図会」「東海道名所図会」などを出版 名所の見どころなどの説明もある旅行案内である その後の盛んに出版される名所図会の先駆者といわれる その後名所絵として浮世絵もたくさん描かれるようになる 以前のプログで取り上げた 北斎 富嶽三十六景(1831年) 広重 東海道五十三次(1834年) 広重など 中山道六十九次(1837年) 広重 江戸名所百景(1859年)などなど 浮世絵には説明文はないが この頃にはこれらの案内書や浮世絵を見て 多くの人が旅をしたことでしょう 江戸も末期となり経済的にも豊かになり 市井の多くの人達が旅をした時代背景が考えられます 下は大徳寺の本坊方丈庭園 Related Posts この記事もよく見られています 2018/06/18 日本建築ランドスケープ京都庭アトリエひとりごと 浄瑠璃寺のランドスケープデザイン 2019/04/09 ランドスケープ京都庭アトリエひとりごと 京都 平安神宮の花見 2021/03/10 本の紹介京都庭アトリエひとりごと 都林泉名勝図会 2018/04/12 京都庭アトリエひとりごと 大徳寺 龍源院の建築と庭3 前の記事 一覧に戻る 次の記事