三重県の現場打合せで

予定以上に時間がかかり

業者さんがとってくれた昼食の出前を運ぶ箱です

昭和期 われわれが幼いころには

出前が結構盛んにおこなわれ

うどんや丼ものを自転車や原付で運ぶ

お兄さんの姿をよく見かけたものです

三重県ではまだこのような箱で

運搬されていました

しっかりと使い込まれ

まだまだ現役感が漂っています

箱のコーナーのジョイントは組み継ぎ細工がされ

指物師によってつくられた年代物でしょうか

 

この三段構えの箱は

最下の箱だけが柄(え)と一体で

この箱の上に二つの箱を重ねられる構造です

シンプルですが見ていると楽しくなる道具です