本の紹介日本建築庭アトリエひとりごと
ルイス・フロイスが見た岐阜城
先日
ルイス・フロイスの見た信長時代の岐阜城について講義を聴いた
ポルトガル出身の宣教師ルイス・フロイスが
著述した「日本史」から
信長の岐阜城に招待された部分を
講義するというものであります
現在の岐阜城天守
私の関心事は
彼の庭や建築に関する記述であります
その一部を紹介します
文章は松田毅一・川崎桃太訳の
ルイス・フロイス「日本史」によっています
庭や建築に関して最初出てくる文章は
「宮殿は非常に高い位置にある山の麓にあり、
その山頂に彼の主城があります。
驚くべき大きさの裁断されない石の壁が
それを取り囲んでいます」と
今でも麓の庭園跡は巨石で囲まれているが
それと一致している