愛知県城日本建築ランドスケープアトリエひとりごと
岡崎・大樹寺 桜の多宝塔 岡崎城とのビスタライン
大樹寺は境内にある沿革や当寺チラシによると
応仁の乱の際に戦死者を弔うために
1475年(文明7年)松平四代親忠が創建
それ以後松平家・徳川家の菩提寺となった
第三代将軍徳川家光の大造営(1636~41年)により
本堂、大方丈など58棟の伽藍を配置したとある
重要文化財の多宝塔は
1535年(天文4年)松平七代清康が建立
規模は大きくないが繊細な味わいをもつ
当時付近は桜が満開で
桜の繊細さと塔の意匠とよく合っていると感じた
大樹寺といえば岡崎城とのビスタライン
三代将軍家光の大造営の際に
この配置がとられたとか
下は境内から三門を通して
外部方向を見るビスタ写真
三門から見ると
その先の総門の四角い開口部から
岡崎城天守が望見される