2022/04/12 彫刻絵画展示会アトリエひとりごと 名古屋市美術館のゴッホ展と屋外彫刻 先週まで名古屋市美術館でゴッホ展が開催 クレーラー・ミュラー美術館の ゴッホ作品を中心に関連するアーチスト ファン・ゴッホ美術館のゴッホ作品を出展 へレーネ・クレーラー・ミュラー夫人の 蒐集への熱情という観点で作品が選択されている 1890年7月のゴッホの自殺による死までの数年間の作品は 病の状況によって変化していくことが 手に取るように理解でき見ていてつらいものがある 上の看板にある「夜のプロバンスに田舎道」は 1890年5月12-15日ころの制作という 今回館の周辺にある野外彫刻を見る機会つくった 上はアプローチの脇に置かれた アメリカの彫刻家カルダーが1969年に制作した 「ファブニール・ドラゴンⅡ」 風をうけ優雅に動く作品 このように動く造形物はモビールと呼ばれているが 実はカルダーがつくった言葉だそうである 地下のサンクンガーデン ここは外から自由には入れる場所で 金属の彫刻が置かれている ポーランドの女流彫刻家マグダレーナ・アバカノヴィッチの作品 右 1988年「黒い立像」 左 1989-20年「智者の頭」 ナチスの侵略やソ連の一党独裁という 厳しい時代に生きる人間の自由がテーマとのこと 現在ロシアによりウクライナ攻撃が続けられているが ポーランド人にとっては 過去の記憶がよみがえるであろうが 日本人も思いは同じである Related Posts この記事もよく見られています 2021/02/22 絵画本の紹介展示会アトリエひとりごと もう一つの風景画浮世絵 北斎の富嶽三十六景 2021/03/05 絵画展示会アトリエひとりごと 名所江戸百景の構図はヨーロッパに大きな影響を与えた 2021/08/13 絵画展示会アトリエひとりごと 「華の都 江戸 名所江戸百景名品選」展 2022/01/07 絵画展示会アトリエひとりごと 大雅と蕪村 ー文人画の大成者ー 前の記事 一覧に戻る 次の記事