街歩き滋賀環境・景観アトリエひとりごと
菅沼の湖岸集落
菅沼の湖岸集落は
琵琶湖の北端部にあり
背後は山々に囲まれる狭隘な集落で
国の重要文化的景観の一つに定められている
中世から自治的集落を形成し
「菅浦文書」(国の重要文化財)にも記録されている
西から集落を遠望する
集落の西と東の入り口には
外界と領域を区分するための四足門がある
集落の西端の四足門
東端にある四足門
集落には石垣多く見られ
石垣は大波から土地を守るためのものと
傾斜地を平坦地にするためのものがある
阿弥陀寺に上がる階段
東から集落を全貌する
集落には農機具のヤンマーの家庭工場がのこされている
ヤンマー創業者が通勤時間を要しない工場として
画期的であったとのこと
現在でも稼働している工場があるという
孤島のようにポツンとある集落だが
夏休みの日曜日の午後
湖で水浴 道路でキャッチボールという
どこでも見られる人々の普段の生活がある