2023/02/24 奈良日本建築アトリエひとりごと 薬師寺 東塔解体修理完成後を見る 2021年に 12年にわたる大規模な解体修理工事を終え 再び薬師寺伽藍の全貌が現れた 昨年末 薬師寺を久しぶりに訪問した 前回は2018年の4月、解体修理真っ只中で 東塔は大きな仮囲いに覆われていた(下写真) 1976年に金堂が 1981年に西塔が 西岡棟梁の手で再建され その後の東塔の解体修理で 全貌が見られるのが待たれた さすがに1300年の風雪に耐えてきた東塔は 無言ながら貫禄に満ちている 長い時間を経ることで出る風格は何物にもかえがたい 恐れ多い神々しさすら感じる 西塔は完成してからまだ日が浅く 地に足つかぬ姿に見える 西岡棟梁が書いているように 何百年後には東塔と同じ姿になると 左から順に東塔、金堂、大講堂を見る 大講堂正面 Related Posts この記事もよく見られています 2018/05/12 奈良日本建築アトリエひとりごと 奈良 高畑 志賀直哉旧居 2019/05/09 奈良日本建築アトリエひとりごと 東大寺南大門の構造から学ぶ 2020/05/07 奈良日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと 室生寺のシャクナゲ 2020/12/01 奈良日本建築土間のある家アトリエひとりごと 慈光院 高林庵茶室周辺の意匠 前の記事 一覧に戻る 次の記事