軽井沢日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと
レーモンドの「夏の家」が重要文化財に
去る6月に行われた国の文化審議会文化財分科会で
アントニン・レーモンド設計の「軽井沢夏の家」が
国の重要文化財に指定されることになった
レーモンドとは1923年フランク・ロイド・ライトとともに来日し
旧帝国ホテルの設計・監理を補助した人物
1933年にレーモンドが家族やスタッフとともに
別荘兼設計スタジオとして設計、建築した建物
現在は軽井沢でペイネ美術館として生かされている
内部の写真はありませんが
リビングの中にオープンなスロープを置く
そのスロープ勾配からこの屋根勾配が決められている
この時代はモダニズムが盛んな時代
リビングの中にスロープを置く手法は
ル・コルビジュエの建築にもよくみられる
写真は2枚とも2011年5月16日撮影