2023/08/20 愛知県日本建築庭現代建築アトリエひとりごと 堀口捨己の八勝館桜の間の和歌 八事八勝館では 国の重要文化財に指定を受けたことで 現在見学会を行っている 堀口氏は八勝館にかかわる以前に 数寄屋や茶室に関する膨大な研究をし そこから多大な影響を受けた 八勝館の建築はそれらの集大成である 桜の間にも桂離宮や妙喜庵待庵などの影響が見られる そしてここには堀口氏自筆の和歌が掛けられた 「たかくおもい きよく生きなむ ねがいにぞ すきびとみちを えらびたりしか」 その時の心情をすなおに奇をてらわず しかも平易に吐露しています さすがに大家ですね 偉ぶらずにひたすらに謙虚に 建築に美を求め前に進む だからこそ可能となる境涯と建築作品です 桜の間の堀内氏の掛け軸 桜の間から庭を見る Related Posts この記事もよく見られています 2022/05/28 愛知県日本建築ランドスケープ環境・景観庭アトリエひとりごと 吉良家の菩提寺 華蔵寺 吉良家も源氏とつながる 2022/06/14 愛知県居場所日本建築現代建築アトリエひとりごと 尾﨑士郎の書斎 2022/06/18 愛知県日本建築庭アトリエひとりごと 旧糟谷邸 茶の建築と庭 2023/08/29 愛知県日本建築現代建築アトリエひとりごと 八勝館 御幸の間 前の記事 一覧に戻る 次の記事