岐阜日本建築ランドスケープアトリエひとりごと
晩秋の白川郷の荻町 合掌造集落を見る
先週 晩秋の白川郷の荻町 合掌造集落を見る
集落北端にある荻町城展望台からみる集落の全景
学生時代に研究室で1週間ほどかけて家屋調査した経験を持つ
やはり晩秋の頃で山の木々が
赤く染まっていく過程に
感動を覚えたことを記憶している
中日ドラゴンズがジャイアンツの10連覇を阻んだその年で
帰途はその優勝を掛けた
阪神(?たぶん)との試合に勝ち優勝を決めた
そんなニュースが入ってきた
コロナがおさまり外国人訪問者が多く群れを成し
趣を感じない残念な見学であった
北から見た風景のため逆光となっている
集落のすぐ脇を流れる庄川の風景
紅葉までもう一歩のところ
今も健在の合掌造り群
学生時代の風景とあまり変わらねい
外人の観光客が多いこと以外は
(下写真)実はこの景色の前には
外人が群がりスマホで撮影する姿で混雑していた
その情報はすぐにSNSで
世界中に拡散していくことだろう
この集落の中にはまだ生活する人もいて
観光で糧を得ていない人にとっては
迷惑以外何物でもないであろう
下は午前9時45分頃に撮った写真
朝日が当たり始めたところであろうか?
太陽熱に熱せられて茅葺屋根から
蒸気が発散している
下は重要文化財の和田家住宅で
見学希望者が列をつくりすぐに見学できない
そこで見学者が少ない長瀬家を見学した
2001年に80年ぶりに葺き替えをしたそうだ
22年ほど経過しているが各部材を結う縄はまだ新しい
囲炉裏は焚かれてないし
生活もないので内部はながく新しさが維持されそうだ