奈良日本建築ランドスケープ環境・景観アトリエひとりごと
旧大島家住宅がある
甘樫丘にのぼりいにしえの飛鳥路と藤原京を想う
甘樫丘は飛鳥の里の東、藤原宮跡の南端に位置する
下はグーグル地図に飛鳥京と藤原京の位置を
私自身が落とし込んだ地図であるが
これを見ればその位置関係がよく理解できる
飛鳥の里全貌を望見できる位置関係だが
北の展望台からは東にある飛鳥寺周辺地域や
北に広がる大和三山を見ることができる
下は飛鳥寺の東にある蘇我馬子の首塚から丘の展望台方面を見る
下は逆に丘から飛鳥寺方面を見下ろした風景
左端のこんもりとした丘は
飛鳥坐(さすかにいます)神社の杜
中央右手よりに大きな瓦葺寄棟の屋根の建物が飛鳥寺本堂
その手前側には首塚の一部がみえる
飛鳥の里も残念なことに
ところどころで新建材が使われた家があり
時間の経過を感じてしまう
飛鳥坐神社の参道は
漆喰と木板の壁でできた住居や蔵が並び
歴史を感じさせる
(重装備の電柱が気になるが)
中には登録有形文化財に指定された住居
旧大島家住宅がある
大和棟の家
北側を眺めると大和三山に囲まれた
藤原京跡を偲ぶことができる
左から右に畝傍山、耳成山(中央右手の小さな独立峰)、
右端に天香具山