Ku邸改修工事は設計業務がすべて終わり

9月13日に着工式が行われた

式は八事山興正寺の真言密教に則り行われた

僧侶が「錫杖」を片手にもって

その軽い金属の接触音で調子を取りながら

経をあげる

時々、その合間には

シンバルのような楽器「鉢」で

2枚の厚い金属板を重ね合わせて

こすったり叩いたりして

ジャジャーンと

大きな音をたてて抑揚をつけておりました

経も呪文を唱えるような独特な言葉です

 

下はその時使われた鳴り物(楽器)です

したの2枚の金属でできた円形のものが「鉢」

この2枚を向かい合わせて

中央上にあるのが「錫杖」

木の軸の部分をもって振って音を出します

祭壇の上は「三鈷」(さんこ)

これは文化財としてもよく見るものだ

お供え物は米と塩

その他、野のもの、海のものなど