Ku邸が竣工検査を終え

引き渡し前の最終的な補修を

行っているところです

 

今回は客室・茶室を紹介します

緑深い北庭に面する茶室で

室には直接光も入ることなく

落ち着いた雰囲気となっています

左側の襖の中には既存の大きな仏壇が入ります

そのため床の間の間口が十分とれないため

障子の手前にある300幅の板畳の部分を付書院として

床の間に広がりを設けました

その結果 何とか床の間としての形が

整ったと感じています

 

この雪見障子は既存のものを再利用しています

ここはサッシも既存を利用し

断熱性能と防犯性能を上げるために

単板ガラスから

防犯ガラス+ペアガラスに換えています

抜くことができない柱には

以前のほぞ穴がありそこは大工さんに

丁寧な仕事で埋め木をしてもらいました

 

下写真は

反対側の壁面で本格的な茶道口を設けていいます

茶道口の先にはダイニングと一体のキッチンがあり

水屋の代わりとなります

真壁の1本の柱には階段下を利用した道庫と

エアコンの吹き出し口を

バランスよく寄り添わせています